認知症予防のために

 自動車運転免許の更新をすることになった。75歳以上になると、認知機能検査が入る。視野検査、実車検査などを済ませ、検査結果を持って警察署に行き、書類を提出して視力検査の順番が来た。補聴器を付けていますか?外してください、と言われ、生年月日を言ってください、が聞こえれば合格。それから視力検査。無事合格。
 今回の更新で初めて認知症検査を受けた。日本での認知症発症者は65歳以上で5人にひとりになると言われている。予防に必要な要素は、運動、食生活、社会参加の三つと言われる。近頃David Perlmutter医師の発信された情報を入手した。この方は早くからグルテンフリーを唱え、惜しげもなく情報を提供されている。食事に関する九箇条。
1. 良質な油を摂る。ココナッツオイルで夫の認知症が改善したとニューポート女医は述べている。それも4時間で違いが出たという。オメガ6(サラダ油、ゴマ油)はそれなりに摂れているので、オメガ3(亜麻仁油、エゴマ油、青魚)やオメガ9(オリーブ油)が推奨される。サバ缶の利用などは良い。
2. ナッツを食べる。クルミ、かぼちゃの種、アーモンド、ピスタチオ、等。
3. 養殖でない天然魚を食べる。
4. イチゴを食べる。
5. 発酵食品を食べる。納豆、漬物、等。
6. 葉物野菜を摂る。10数種類の野菜を長時間煮込んだ野菜スープや野菜のスムージー、野菜サラダなどを食べると良い。
7. アボカドを食べる。
8. 卵を食べる。コレステロールを心配して卵を勧めない医師は遅れている。コレステロールの数値は診断基準から外された。心配無用。
9. ターメリックを摂る。クルクミンが摂れるので良い。
 出来ることから取り組むとしたら、糖質制限をして糖エネルギー代謝からケトンエネルギー代謝に変えるとよい。関心のある人は江部康二医師のブログを読まれると良い。読者の質問に丁寧に答えられている。
http://koujiebe.blog95.fc2.com
                柿谷正期(日本選択理論心理学会ニュースレター82号より)

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