発達障害についての考え方

The Call to Brilliance by Resa Steindel Brown(Cal: Fredric Press, 2006)は子どもの成長について考えさせてくれる書籍だ。著者は3人の子どもを育てあげた。長男Stephenは9歳まで字が読めなかったが12歳で大学生となった。2番目の長女Erinは13歳で大学生となり、18歳でUCLAを卒業し、大学院で数学を専攻した。3番目のMatthewは10歳まで字が読めなくて、11歳で大学生となった。子どもの成長はみな違うと著者は言う。長男は通常の学校生活ではLD,AD/HDと言われる子どもであった。3人ともHomeschoolingで救われた子どもたちである。Matthewが初めて自分で満足の行く手紙を書いたときに、母親は誤字脱字等を直そうとしたが、それを抑えて、よく書けていると言い、それに励まされて子どもは次から次に手紙を書くようになった、と記されている。教育者に必要なのは批判ではなく、励ましであるようだ。

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