柿谷カウンセリングセンターはリアリティセラピー(現実療法)を主とし全人的アプローチを目指していす

カウンセラー養成講座

カウンセリングにはさまざまな手法があります。アメリカの大学、大学院で教科書として使われているコーレイ博士(G. Corey)の著書には、九つの手法が紹介されています。リアリティセラピー(現実療法)はその一つです。米国ウイリアム・グラッサー協会の認定した講師陣による、少人数制(12名)の集中講座が全国で開催されています。リアリティセラピーのホームページで受講生の声をお聴きください。集中講座は通常4日間で行なわれますが、この間でも家族の人間関係が変って行く様が分かります。

カウンセリングは自分が好む、好まざるにかかわらず、だれでも従事しています。子供の相談にのる親もカウンセリングをしているわけです。カウンセリングをしない教師はいないでしょう。マネジメントをする立場の人は、カウンセリングよりももっと難しいことに取り組んでいます。カウンセリングの場合は問題を抱えているのはクライエント (相談に見える方)ですが、マネジメントでは問題を抱えているのはマネジメントをする立場の人(つまりマネジャー)で、相手は何も問題に感じていないかもしれません。マネジメントがカウンセリングよりも難しい理由がここにあります。しかし、マネジメントも良いカウンセリングの手法を身につけていると、より良いマネジメントができると言えるでしょう。このようにカウンセリングは、人間関係のあるところでは、誰にでも必要なものと言えるかもしれません。

リアリティセラピーは選択理論をベースにしていますので、選択理論の理解によって自分自身の生活に大きな変化が起こってきます。言い訳をしなくなるでしょう。人のせいにしなくなるでしょう。批判しなくなるでしょう。落ち込みをあまり選択しなくなるでしょう。人間関係が良好になるでしょう。カウンセリングそのものに興味のない人でも受講される理由はこのあたりにあります。夫が変ったと言って妻が、姉が変ったと言って弟が、子供が変ってと言って親が、、、というふうに多くの方々が受講されています。

リアリティセラピーの集中講座は、実践的です。講師からの批判は一切ありません。初心者の方が問題なく、学べるようになっていますが、専門家の方の得るものも大きいでしょう。講師はロールプレイをたくさんやって見せることで、やり方を教えます。集中講座の修了者は、自主的に研究会に出席して、ロールプレイをたくさんします。こうすることが選択理論を身につける早道のようです。当カウンセリングセンターのカウンセラー養成は、日本リアリティセラピー協会と連携して行なっています。講師は、米国ウイリアム・グラッサー協会によって認定されています。当センターでは、全員が講師陣のメンバーです。二人がシニア・インストラクターで、一人が上級プラクティカム・スーパーバイザーです。2004年8月の段階で、集中基礎講座は全国で233回開催され、参加受講生は2320名です。今までの参加者は学生、主婦、会社員、事業主、医師、牧師、教師(小、中、高、大)、カウンセラー、臨床心理士、精神保健福祉士、税理士、会計士、司法書士、行政書士、精神科医、公務員、等々さまざまです。

カウンセラー養成のためにリアリティセラピー集中講座を開催しております。

詳細は、リアリティセラピーの ホームページをご参照ください。