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早足歩行とうつ病○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 心と体の健康 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 「心と体の健康」 -早足歩行とうつ病-(2001年2月19日)--- 第47号 ================================================================== このメールマガジンは、不定期に発行されます。
興味深い研究があります。早足で歩くことが、抗うつ剤同様の効果があるということ です。156人の高齢者が対象の研究です。1週間に3回ほど30分の早足歩行をするの と、抗うつ剤とが比較されました。結果は抗うつ剤と同じような効果があり、場合によっ ては抗うつ剤よりも良い結果が出ているというものでした。4カ月後に、60.4パーセント のうつ病患者は、抗うつ剤なしで、うつ病から解放されました。(Archives of Internal Medicine, 1999;159) グラッサー博士の選択理論によると、人間の行動には4つの構成要素があります。 行為、思考、感情、生理反応です。車に例えれば、行為と思考は前輪で、感情、生理 反応は後輪です。後輪は前輪についてきます。前輪をコントロールすることは、後輪の コントロールよりも容易です。早足で歩くという行為は、当然感情にも影響するはずで す。4つの構成要素は、相互に関連しているからです。 アメリカのある女性がこんなことを言っています。祖母から教えてもらったことですが、 「落ち込んだときには、オーブンの掃除をしなさい」と。オーブンの掃除には力が必要で す。力を入れてゴシゴシしていれば、落ち込んだままの状態でいることは、とても困難で す。早足で歩くことでも、オーブンの掃除でも、何もしないでいるよりは、何かをするほう が感情が変わることは確かです。こう考えてくると、「落ち込みも、その人の選択である」 ということも否定し難くなります。 ただし、落ち込みの背後に、甲状腺異常などか関係していることもありますので、注意し てください。 |
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