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批判はいいことですか?(その2)



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心と体の健康
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批判はいいことですか?(その2)(2000年2月20日)-----第14号
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このメールマガジンは、不定期に発行されます。

「批判はいいことですか?」について次のようなご意見を頂きました。

「批判は良いことですか?として、批判を戒めていますが、私は反対です。やはり、それぞ れに批判があってこそ、人間は欠点に気づき、自己啓発し、向上するのです。批判がなか ったら、自己満足以外の何ものでもなく、堕落の道に陥るでしょう。それこそ、人間の本質を 自己喪失してしまうものと考えます。まさに、人間性の否定です。身近な例が、製品開発、販 売でしょう。ただ、作っていては売れず、品質も上がりません。そこに、消費者の要望、意見 という批判があるからこそ、製品はより高い品質へと向上するのです。しかし、道義をわきま えない批判のための批判は、これはまずいことは、言うまでもありません。そのへんは、良識 ある人間なら、その区別は容易につくわけです。ともあれ、私はいろいろの機会において、い ろいろのことについて、大いに批判していることにしているし、これからも、それが続くであろう し、他人にも、批判することの大切さを教示しているところです。批判無き社会は、去勢された 人間の集団となってしまうのではないでしょうか?」(ND)

「上質」(クオリティ)なものは、自己評価から生まれてくるのであって、誰かから批判され、命令 されて生まれるものではありません。デミングがこれを日本人に教え、それを取り入れた日本 の企業は「上質」を産みだすことができたのです。今大学を第3者に評価させるようなシステム 作りを模索しているようですが、他人からの評価を気にしていたら本当に良いもの(上質)は生 まれないでしょう。第3者ができることは、基準となるものを明確にして、各大学がそれを基準 にして自己評価することが大切です。場合によっては、その自己評価を承認するかどうかの フィードバックが必要かもしれません。勤務評定のような「評価」が問題になるのは、自分が 評価されたときに、納得することがほとんどなく、不当と感じるからです。将軍タフトは、大統 領から批判されたときに、悔し涙を浮かべながら、でも私にはあのときああする以外に方法 はなかった、と言ったということです。そのときその人がしたことは、常にベストと思うことをし ているのです。直後にしまったと思ったとしても、そのときはベスト以下のことはしていないの です。違う情報が入った今は、別のやり方があったと思ったとしても、そのときは最善と思うこ とを人間はしているのです。

NDさんは結婚していますか? 子供さんはいますか? 大いに批判をしていたらその人間関係は どうなっていくと思いますか? 崩壊です。そんな家庭がたくさんあります。

消費者の意見、要望は、メーカーにとっては、自己評価をするときの情報です。自己評価は フィードバックなしに、真空状態ではできません。他人の批判も情報の一つですが、批判しな いでも情報提供はできます。商品開発は、他人の評価よりも、自己評価が鍵です。市場のニ ーズを把握して、自己評価の連続です。これさえあれば人の批判は必要ないのです。批判の ないやり方を身につけたときに、すばらしい人間関係が生まれるのでしょうね。私は心の健康 の観点からこれはとてつもない大きなことだと考えています。

興味のある方は以下の本を読んでみてください。 『デミングで甦ったアメリカ企業』ガボール著(草思社) 『デミング博士の新経営システム論』デミング著(NTT出版)


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